2013年5月16日木曜日

英語で写真の本を読んでみる

ちょっと前ですが、いつもお世話になっているギャラリーで、カメラを持った外国人に会いました。
英語圏の人だったのですが、写真の話をしようにも簡単な英語しかわからないし、お互いにシャイで二へ二へと笑うばかり。
これは残念だなと。基本の英語はさておき、写真のことが書いてあるのならとにかく読む気になるだろうと、HOW TO本を買ってみました。

Understanding Exposure, 3rd Edition: How to Shoot Great Photographs with Any Camera
露出の話です。露出を中心にした写真技法の本です。
わからない単語などいちいち辞書を引くのですが、基本的に簡単な単語で書かれています。逆に文法が重要になってくるのですね・・・。関係代名詞でつながった長い文章とか読んでると途中でなんの話だったかわからなくなったり・・・って学校で習ってたころからそんなだったな、ワタシ。
時々スラスラと読める文章にぶつかると、知恵の輪がほどけるような快感があったりします。
写真独特の熟語もあります。こういうのは辞書を引くよりググったほうが早いです。
たとえば「Depth-of-field」とか。これは「被写界深度」という意味です。
ほかにだいたい想像がつく「Tripod」とか。「三脚」ですね。
作例も美しく、ネイチャー系の写真のほかに、身近なものを使ったアイデア写真術なんかもあります。
この本はたいへんよい本だったようで、ワタシが購入したあと日本語訳の本も出ました。
ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 露出を極める (ナショナル・ジオグラフィック)
オススメです。価格はあまり変わらないので、英語にチャレンジしてみたい方は原書でどうぞ。

このUnderstandingシリーズは露出のほかに「フラッシュ」や「シャッタースピード」もあります。
次はどれにしようかなと、今度はこちらを買ってみました。

Understanding Close-Up Photography: Creative Close Encounters with Or Without a Macro Lens
接写の話です。こちらは表紙の写真がかわいらしい。
接写は一時期マクロレンズを購入するほど大好きだったのですが、ある程度撮ってしまうとあとは同じような写真を量産する結果になってしまい、正直飽きていたのですが、この本を読んだらまたムクムクと接写熱が。
いろいろな接写の方法や、被写体の選び方、アイデア写真など、誰でも今すぐ使える本です。レンズを選ばないっていうのがいいですね。
知っている技法もあるので、英語ではなんて言うのかなと読むのもおもしろいです。
この本も人気のようで、Amazonでは次々入荷します。今日在庫切れでもちょっと待てば入手できます。

それぞれ原書はKindle版もあります。お好みのかたちでどうぞ。

英語にアレルギーのある人でも興味のあるジャンルであれば何とかなることが多いです。
専門用語がわかればだいたいのことがわかったり。
ワタシはほかに手芸の本など英語で読むことがあります。
普段使うことはなくても、こんなふうに言うんだなって憶えておくと、意外に世界がひろがるかもしれませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿