2013年5月29日水曜日

デジタル一眼レフ、内蔵フラッシュで遊ぶ

内蔵フラッシュを嫌う人も多いと思います。
ワタシは場合によっては昼間でも使います。強制発光です。

いちばん使うのが雪の写真です。


フラッシュを焚かないと雪はグレーのほこりのように写りますが、フラッシュで光らせるとこんなかんじです。
ホワイトバランスは電球にしていますが、オートにすると背景はグレーになります。

他に、撮ったらビックリしたのがこれ。


ホワイトバランスはやっぱり電球でやや暗めの晴天で強制発光。
本来は失敗写真だと思いますが、なんだかおもしろかったです。

自然な写真ではないので、嫌いな方もいらっしゃると思いますが、いつもの写真に飽きたらおためしください。

2013年5月27日月曜日

ほんのり失敗した写真をちょっとだけ直す

先日Vivicam 5050 シルバー VIV-5050-SILVERでポピーの写真を撮ったのですが、あまり天気がよくなかったので、こんなかんじでした。


暗いです。
本当にすごく晴れてないとダメなんです。

なのでAdobe Photoshop Elements 11 Windows/Macintosh版 でほんのちょっと明るくします。


「シャドウ」と「彩度」を少し変えました。
あと「スライドフィルム効果」を足しています。

写真効果には他にもいろいろあるのですがなんとなく使ったことがありませんでした。
ちょっと「ハイキー効果」を使ってみましょう。


「ロモカメラ効果」と「ビネット」も追加。
ハイキーというか、色あせっぽくなってしまいました。

今回の元の写真の暗さはもしかしたらフラッシュを使えばよかったかもしれませんが、前回書いたとおり、マクロモードに設定されたままフラッシュを起動しようとしたら動作しなかったという凡ミスでためしてみることはできませんでした。機会があったらやってみます。

おまけ。
コンバージョンレンズを使ってマクロも撮ってみました。


「スライドフィルム効果」と「ロモカメラ効果」を足してます。


2013年5月24日金曜日

ViviCam 5050のフラッシュが動作しない

先日Vivicam 5050 シルバー VIV-5050-SILVER を使っていて、どうにも暗かったのでフラッシュを使おうと思いました。
そういえば、買ってから一回もフラッシュを使ったことがありませんでした。いい機会だなとちょっとワクワク。しかし。
ViviCam 5050のフラッシュボタンは十字キーの右をポチっと押せばいいだけなのですが・・・何も変わりません。
あれ、壊れたかな、けっこう古いもんな、とちょっとあきらめていたのですが、自宅に戻って取扱説明書を読むと「電池残量が少ない場合」と「マンガン電池を使用している場合」でフラッシュが動作しないことがあるそうです。
ワタシが使っているのはエネループ。電池残量の問題だったのかなあ・・・と。

ここまで書いて、もう一回あらためて確認のためそのままの電池の状態でフラッシュボタンを押してみるとなんと、動作しました。
それでわかったのですが、マクロモードに設定されているとフラッシュが動作しないのです。

ここまで書いて、さらに他のコンパクトデジカメでマクロモードでフラッシュを使おうとすると使えないことに気づきました。
これって、常識だったの?!(恥)

みなさまもフラッシュが動作しないとき、今一度ご確認くださいませ。

2013年5月21日火曜日

「INStanPocket」でも久しぶりに遊んでみました

iPhoneアプリ、「ToyStorm」をためすついでに久しぶりに「INStanPocket」でも遊んでみました。

やっぱりToyCamera groupから。


effect 1です。
contrast High、saturation Highに設定しています。

でもなんかぼんやりしたかんじだなー、と。
そんなときは、Cross Process groupです。


effect 3です。
やっぱり cotrast High、saturation Highに設定してます。
花びらの水滴は消えちゃったけど、葉っぱの水滴がクッキリ。

やっぱりいいアプリですね。トイカメラ系では基本のアプリだと思います。
今回スタンダードの縦長に撮りましたが、真四角写真にもできます。

この写真もマクロレンズを使っています。コンバージョンレンズではなく、こちらについているマクロレンズを使いました。iPhone4S&4兼用ハードケース★Holgaレンズフィルターキット★ ブラック



2013年5月20日月曜日

iPhoneアプリ「ToyStorm」ためしてみました

トイカメラアプリの名作を多数リリースしているMorokoshiManさんの新作「ToyStorm」をためしてみました。
「CAMERAtan」や「INStanPocket」でおなじみのToyStormが独立したアプリになりました。
さっそくインストール。無料です。
iPhoneを横にして使うアプリです。ボリュームボタンをレリーズボタンにできます。撮れる写真は真四角です。真四角のライブヴューの窓があるのは「INStanPocket」でおなじみですね。
ちょっと効果の違うカラーが5種類から選べます。ビネット(トンネル効果)もフレームもつけられます。

ちょうど家の前のニゲラが咲いたので外に出ました。あいにくの雨ですが、水滴写真が撮れますね。


使ったカラーはTYSTORM3。ちょっとコントラスト高めなかんじになるかな?



いいですね、このアプリ。
シャッターを押せば自動にカメラロールに保存されます。ライブヴューで見たままで撮れるのでイメージしやすいです。
ちなみに写真の大きさは720×720、サイズは182KBです。

あまり大きな花ではないのでマクロレンズを使いました。
コンバージョンレンズも持っているのですが、今回使ったのはこれです。
iPhone4S&4兼用ハードケース★Holgaレンズフィルターキット★ ブラック
Holgaのフィルターキットでおなじみのいろんなフィルターがついています。





2013年5月16日木曜日

英語で写真の本を読んでみる

ちょっと前ですが、いつもお世話になっているギャラリーで、カメラを持った外国人に会いました。
英語圏の人だったのですが、写真の話をしようにも簡単な英語しかわからないし、お互いにシャイで二へ二へと笑うばかり。
これは残念だなと。基本の英語はさておき、写真のことが書いてあるのならとにかく読む気になるだろうと、HOW TO本を買ってみました。

Understanding Exposure, 3rd Edition: How to Shoot Great Photographs with Any Camera
露出の話です。露出を中心にした写真技法の本です。
わからない単語などいちいち辞書を引くのですが、基本的に簡単な単語で書かれています。逆に文法が重要になってくるのですね・・・。関係代名詞でつながった長い文章とか読んでると途中でなんの話だったかわからなくなったり・・・って学校で習ってたころからそんなだったな、ワタシ。
時々スラスラと読める文章にぶつかると、知恵の輪がほどけるような快感があったりします。
写真独特の熟語もあります。こういうのは辞書を引くよりググったほうが早いです。
たとえば「Depth-of-field」とか。これは「被写界深度」という意味です。
ほかにだいたい想像がつく「Tripod」とか。「三脚」ですね。
作例も美しく、ネイチャー系の写真のほかに、身近なものを使ったアイデア写真術なんかもあります。
この本はたいへんよい本だったようで、ワタシが購入したあと日本語訳の本も出ました。
ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 露出を極める (ナショナル・ジオグラフィック)
オススメです。価格はあまり変わらないので、英語にチャレンジしてみたい方は原書でどうぞ。

このUnderstandingシリーズは露出のほかに「フラッシュ」や「シャッタースピード」もあります。
次はどれにしようかなと、今度はこちらを買ってみました。

Understanding Close-Up Photography: Creative Close Encounters with Or Without a Macro Lens
接写の話です。こちらは表紙の写真がかわいらしい。
接写は一時期マクロレンズを購入するほど大好きだったのですが、ある程度撮ってしまうとあとは同じような写真を量産する結果になってしまい、正直飽きていたのですが、この本を読んだらまたムクムクと接写熱が。
いろいろな接写の方法や、被写体の選び方、アイデア写真など、誰でも今すぐ使える本です。レンズを選ばないっていうのがいいですね。
知っている技法もあるので、英語ではなんて言うのかなと読むのもおもしろいです。
この本も人気のようで、Amazonでは次々入荷します。今日在庫切れでもちょっと待てば入手できます。

それぞれ原書はKindle版もあります。お好みのかたちでどうぞ。

英語にアレルギーのある人でも興味のあるジャンルであれば何とかなることが多いです。
専門用語がわかればだいたいのことがわかったり。
ワタシはほかに手芸の本など英語で読むことがあります。
普段使うことはなくても、こんなふうに言うんだなって憶えておくと、意外に世界がひろがるかもしれませんね。

2013年5月15日水曜日

スピッツの新曲のジャケット写真は高橋宣之さん

本日発売のスピッツのさらさら/僕はきっと旅に出る
もうすでにご購入されたかたもいらっしゃると思いますが、ジャケット写真を撮っている方がいつもと違います。
今回は高橋宣之さん。
あれ、この名前どこかで聞いたことあるなと思ったら、NHKスペシャル 仁淀川 青の神秘 [Blu-ray] で見た方でした。
とても美しい水中写真を撮る方で感動したので憶えていました。
「さらさら」のジャケット写真も美しい水中写真です。一瞬どうなっているのかなと不思議なかんじがする写真です。

以前スピッツのジャケット写真を撮っていたのは、かくたみほさんでした。
こちらも写真集キラリキラリ が出たばかり。
まだ入手してないのですがとてもたのしみにしています。

さらに前にスピッツのジャケット写真を撮っていたのは、浅川英郎さん。
こちらは入手が難しくなっていますが、Wani Wani がオススメです。
スピッツをはじめ、いろんなミュージシャンのアーティスト写真が満載です。

2013年5月13日月曜日

iPhone多重露光アプリの比較 データの大きさ

iPhone多重露光アプリで、アプリによっては元画像よりずいぶん小さくなってしまうということは、先日ワタシも気づいたのですが、ちょっと比較してみましょう。

まず「DXP」で作ったもの。



蝶々のほうはだいぶトリミングしたのでちいさくなってしまうのはしょうがないのかなと思っていました。
だいたい多重露光アプリは小さい方に合わせて合成されるようにできています。
データの大きさは
上・・・377KB
下・・・216KB

次に「Image Blender」で作ったもの。



けっこう違うもんですね。
蝶々のほうは、背景に使った写真がわからなくなったので別の写真を背景にしています。
データの大きさは
上・・・1.36MB
下・・・4.83MB

見るからに違う写真なのですが、データの大きさだけの問題なのでしょうか。
でも印刷するとかなり違うのではないかと思われます。

参考になさってください。


2013年5月10日金曜日

iPhone多重露光アプリ「MultiExpo」ためしてみました。

また新たなアプリ情報を耳にしたので、さっそくインストールしてみました。
「MultiExpo」と言います。
使い方もすごく簡単でエフェクトモードも豊富。
ただし、これは真四角写真になってしまうんですよね・・・。
まあ、それはそれ、Instagramなどに投稿するのに便利かもしれませんね。

使い方は簡単、写真を2枚選択してエフェクトモードを選ぶだけ。
エフェクトモードの名前がかわいいです。星の名前なのかな?
今回は他のアプリとも比較するため、ひとつ前のブログで紹介した「Difference」に似たモードを探してみます。
ありました。Seleneです。
このアプリ全体で使用されている言語は英語で、しかも筆記体なので少し読みにくいところがありますが、憶えてしまえば簡単です。
また同じ写真で試してみましょう。


色味はPhotoshopの「差の絶対値」に似ています。
写真の大きさは281KB。かなり小さくなってしまいますので、印刷にはどうかな?ポラロイドっぽいチープなかんじになるかもしれませんね。

せっかく真四角なので、もうちょっと何かしてみたくて「Cameran」を使ってみました。
言わずと知れた人気アプリですね。蜷川実花さんの監修のカメラアプリです。
こちらもいろいろフィルターがあるのですが、ちょっと光を足してみることにしました。


できあがったときに笑ってしまったのですが、写真を超えてしまいました。超えていいのかどうか問題はありますが、これはこれでキレイです。
マレーシアの手描きバティックを思い出しました。テキスタイルのデザインみたいです。

今回の「MultiExpo」、スタンダードな縦長の写真にも対応してくれたらな、とアップデートを待ちます。


 
 
 
 
 

iPhoneの多重露光アプリの比較

ワタシがメインで使っているiPhoneの多重露光アプリは「DXP」と「Image Blender」です。
カメラロールから写真を選んで重ねるタイプの多重露光です。とりあえず撮っておいて後から重ねられるのでゆっくり加工できます。

今日はAdobe Photoshop Elements 11 Windows/Macintosh版 で言うところの「レイヤーの描画モード」をそれぞれのアプリで比較します。

わかりやすいように同じ写真を「Difference」という極端な色彩になるモードで加工します。

まず「DXP」


次は「Image Blender」


同じ「Difference」というモードなのですがビミョウに違います。
「DXP」のほうが少し強い色彩です。「Image Blender」のほうはキラキラ感があります。

このように、同じ名前のモードでも加工された結果が違うので使い分けています。

ちなみに、Photoshop Elements 11では「差の絶対値」というモードが「Difference」にあたります。
同じ写真を加工してみます。


また違うかんじになりますね。

ちなみにデータの大きさも変わります。
「DXP」・・・415KB
「Image Blender」・・・4.44MB
「Photoshop Elements 11」・・・1.03MB
印刷するときなどちょっと憶えておくといいかもしれませんね。



2013年5月8日水曜日

「1番好きなトイデジ写真」展、終了しました。

足を運んでいただいた方、ありがとうございました。
残念ながらワタシはSHUTTER HOLICには行けなかったのですが、かわいい雑貨もたくさんありますし、これからまたステキな写真展が続くので、ぜひ遊びに行ってみてください。
ワタシもいつか行きたいなあ。・・・いっぱい買い物をしてしまいそうで怖いのですが(笑)
SHUTTER HOLICさん、ありがとうございました。

ワタシが出展した写真はこれでした。


カメラはVivicam 5050 パールホワイト VIV-5050-WHT 、ビビッドモードでホワイトバランスは電球、コンバージョンレンズ(マクロ)使用。

この500万画素の写真をむりやり四つ切ワイドにプリントしました。でもそんなに荒いかんじはしませんでした。
おうちのプリンタでは印刷できないので自由が丘のポパイカメラさんにおねがいしました。

いつもはフィルムの同時プリントでおねがいするお店なのですがデジカメプリントは初めて。
ちょっとドキドキしながらデータを持って行ったのですが、すーっごい簡単でした。
SDカードやUSBメモリをお店の専用の機械にセットして、データの中からプリントしたい写真を選んで、プリントする大きさを指定するだけ。
あとは1時間半くらい、雑貨屋をめぐったりお茶を飲んだりしている間にできちゃう。

トイデジカメが大好きな方に多いのですが、自宅にパソコンがないとか、プリンタがないとか、そういう方にもぜひ利用してほしいです。
大きくプリントするとかっこいいですよ。
郵送プリントもやっているので、一度お店にお問い合わせください。
ポパイカメラ・・・http://www.popeye.jp/

2013年5月7日火曜日

トイデジで芍薬を撮る

トイデジを持って芍薬を撮りに行きました。
なんというか中途半端な写真を量産しました。
これ、いいじゃん、って写真は、別に芍薬でなくてもよかったんじゃないか、ってかんじです。

ではgizmon HALF Dで撮ったものです。
愛すべき、MORIYAMAモード。



これはこれなんですけど、芍薬である意味はないですね(笑)
HALF Dは現在販売終了していますが、同じカメラは手のひらサイズのトイデジ「TOY-DIGIKING」(DEGITAL KING M-POWER) です。

次はVivicam 5050 パールホワイト VIV-5050-WHT で撮ったものです。



ピンクが強烈すぎました。葉っぱの色がくすんでしまうのが残念なかんじでした。

芍薬を撮りに来ているアマチュアカメラマンの方がたくさんいたのですが、みなさんがどういうふうに撮っていたのか気になります。声かければよかったかなあ・・・。

撮影場所は大船フラワーセンターでした。これから薔薇の季節もはじまります。芍薬もまだたのしめます。

おまけは、ひすいかずら。


こういう花です。不思議でしょ。温室で見られます。





2013年5月5日日曜日

多重露光の素材の探し方

これ、どうなってるの?というような写真を作るのが大好きなのですが、例えばこういうの。


主役は睡蓮の花なのですが、この色はいったい何でしょう。


実はこれ。「斑銅鉱」という石です。
元々は真鍮色の銅なのですが、酸化するとこんなふうに虹色になる石です。
宝石ではないので、本屋さんの鉱物フェアみたいなところで数百円で入手できます。
くわしくは、こちらの本などオススメです。→楽しい鉱物図鑑

この石を思いっきり近づいて写真を撮ります。
光の当たるところで、キラキラってなったところが丸い玉ボケになるように撮ります。
うまくいかなかったらカメラを変えたりしながら。ちなみにいちばんうまくいったのは、実はiPhoneのカメラでした。

こんなふうに身近にあるキレイなものを背景にしてみます。
いっぱい花が咲いてるところとか、カラフルなお菓子など。
そして、主役をドンと。

重ねたときに2枚の写真の色が飽和していいかんじになることもありますが、ちょっとうるさいかんじになってしまったら、主役の色を思い切って消します。
いちばん最初の写真はPhotoshop Elementsの描画モード「輝度」を使っています。
このとき主役の写真は少しコントラストの高いものを使うとスッキリします。

何をどう重ねたらいいのかわからない場合はとりあえずこんなふうに「背景」「主役」を決めてみたらいかがでしょうか。



2013年5月2日木曜日

Photoshop Elementsで桜いっぱいの写真を作る

桜だけで「いっぱい」なかんじの写真というのはなかなか難しいです。近づくとスカスカしてしまうし、遠いと背景の処理がめんどう。
そこで多重露光なのですが。Adobe Photoshop Elements 11 Windows/Macintosh版 で作ります。

まず、カメラの多重露光機能で作っておきます。使用したカメラはFUJIFILM デジタルカメラ FinePix F800EXR レッド 1600万画素 EXR-CMOS 広角24mm光学20倍 F FX-F800EXR R


元の写真では少しぼんやりしたかんじだったので鮮やかめに調整しました。実際ピンクの強い桜です。
あまりいい天気ではなかったのですが、調整したこともあり、わずかにあった空の色がなくなってしまいました。

もう一枚は夜桜の写真。ナトリウム灯でわずかにピンクになっています。こちらは一眼レフで撮りました。


こちらも「スライドフィルム効果」で少し鮮やかめに調整してあります。

この2枚を重ねます。


桜だけで「いっぱい」なかんじになりました。
ちょっといつ撮ったんだかわからないような不思議なかんじにも。

描画モードは乗算。フィルムを2枚重ねたかんじになります。