2013年4月26日金曜日

「1番好きなトイデジ写真」展、参加させていただきます


愛知県岡崎市にあるカメラ雑貨店「SHUTTER HOLIC」でのグループ展「1番好きなトイデジ写真」に出展させていただきます。

地図など下記を参考にしてください。

http://apple.mo-blog.jp/camera/2013/04/shutter_holic42.html


ワタシはVivicam 5050 パールホワイト VIV-5050-WHT で撮った写真を出展します。


2013年4月25日木曜日

Photoshop Elements 11で、トイカメラで撮ったみたいな写真にする

ちょっと時期はずれになりますが、この冬に撮った雪の写真をAdobe Photoshop Elements 11 Windows/Macintosh版 で、簡単に加工してみました。

ワタシの好みは「たくさん」と「トイなかんじ」なので、そんなかんじで。

元の写真はホワイトバランスを「電球」にして撮っています。
とにかくものすごい吹雪の日に、強制発光させて雪を光らせます。コツはシャッタースピードを限界まで早くすることです。


これでもまだ足りないのでレイヤーで重ねます。
重ねたのはこちら。


ここで、「写真効果」から「ロモカメラ効果」と「ビネット効果」を追加します。


ちょっとガサっとした効果にビネットが足されました。

ビネットとは、トイカメラでの「トンネル効果」とも言われている、いわゆる周辺光量落ちです。
偶然の産物なので確実にビネットを発生させるのは難しいのですが、フィルムのトイカメラではよく発生します。ドリーミーな写真には必須な効果です。
このビネットもPhotoshop Elements 11では効果の強さも変えられます。

ちょっとやりすぎなかんじがするかもしれないですけど、人間の目で見た吹雪ってこういうかんじだと思うんですよね。



2013年4月23日火曜日

Photoshop Elements 11での多重露光の種類

iPhoneで多重露光をやっていて、重ね方の効果にいろいろ種類があることがわかりました。
マルチプライとかオーバーレイとか。
詳しいことはよくわからないけど、お気に入りの効果もあります。

それはPhotoshopではどこにあるの?というのがそもそもわからない。ないわけないだろうと思ったのですが、見つからない。探し方がわからないのですね。
そこで、マニュアル本を一冊買おうと思って本屋に行きました。ワタシが買ったのはPhotoshop Elements11スーパーマニュアル
基本的にレイヤーのことが知りたかったのでこれがいちばんわかりやすかったです。

ワタシが重ね方の効果と言っているのは「描画モード」というものらしいです。
でもこれが、中途半端に日本語に訳されているので意味がわからないのです。
ワタシが気に入っていた効果はどれなんだろうと、全部やってみます。ちなみに27種類あります。
ワタシが探していたのはiPhoneだとこんなかんじの効果。


Differentという効果です。元の色とは全然違う驚きの色彩でおかしいくらいにはまりました。
Photoshopではなんというのかしらと探して、多分これというのがありました。
「差の絶対値」


これこれ、このバカバカしさ。

でもなんでしょう「差の絶対値」って。
「基本色と合成色を比較して、明るさの値の大きい方のカラーから小さい方のカラーを取り除きます」
?意味がわかりません。詳しい人に聞いたら・・・
「色を輝度に変換して大きい方から小さい方を引いたもの」だそうです。
そういうのをクリックひとつでやってくれるのですね。すごい。

まあいいです。好きな効果があるのは安心します。

もう一枚。


蝶々が隠れています。





Photoshop Elementsでの多重露光

ワタシがiPhoneでポチポチ多重露光を作っているのを見て、Photoshopはどうだろう?とすすめてくれる人が現れました。
どうなのかなとちょっと調べると「レイヤーの加工」というのがあるらしい。Lightroomではできません。ワタシが導入することにしたのは、Adobe Photoshop Elements 11 Windows/Macintosh版

その前に友人のものを使わせてもらおうと、データを持ってパソコンを借りに行きました。
簡単に2枚重ねるやりかたを教えてもらって作ったのがこれ。


お、これはおもしろいかも・・・。

一眼レフで撮った写真を重ねられるというだけで革命でした(笑)ワタシがいかに無知だったのかってことですね。

iPhoneの写真だとやはり大きく印刷するのは限界があります。
トリミングをして小さくなった写真を重ねたりすると、小さい方に合わせて加工されるのでどうしても荒くなってしまいます。
そこへPhotoshop Elements導入で大きな写真が作れるようになりました。


いやー、たまりません。

しばらくこんなことをやって遊ぶことになります。

2013年4月21日日曜日

ViviCam 5050のスタンダードモードの色

ビビッドモードが有名なViviCam 5050 ブラック VIV-5050-BLK ですが、スタンダードモードの色もなかなかステキです。
ちょっと色あせたようなレトロなかんじです。
比較してみます。

こちらはビビッドモード。


こちらはスタンダードモード。


すこしグレーがかったような渋い色になります。
これはこれでなかなかだと思います。
他のトイデジではスタンダードというと「特徴のないもの」というイメージなのですが、5050ではスタンダードには「スタンダードの色」があるような気がします。

もう一枚。これはビビッドモード。


こちらはスタンダードモード。


ビビッドの毒々しさもかっこいいのですが、落ち着いたスタンダードの色も気に入っています。繊細な表現ではスタンダードの勝ちな部分もあります。

ぜひおためしください。


2013年4月18日木曜日

トイデジキングって、あれですよね

先日Gizmon HALF Dについてちょっとお話ししましたが、もう入手が難しいしなとあまりがっつりオススメしなかったのです。
ところが!!
今すぐ購入可能な手のひらサイズのトイデジ「TOY-DIGIKING」(DEGITAL KING M-POWER) 、これってそれですよね?カラーモードも同じだし、形も同じ。ちょっと変身してたんですね。

じゃあ、がっつりオススメしちゃおうかな。

このカメラの特徴でいちばんに言われてるのは「選べる3種類のアスペクト比」ですが、今回ちょっとそこはおいといて、やっぱりカラーモードです。
普通のトイデジは選べても4種類くらいなんですが、なんとこのカメラは10種類。そんなに使うの?と思いますが自分の好きなモードが選べるし、飽きたら他のモードを使えばいいし、一粒で何回もおいしいカメラです。

まず順番に撮ってみましょう。


スタンダード・・・トイカメラらしい淡いかんじです。


セピア・・・もうちょっと暗いところのほうが雰囲気が出たのかな?


モノクローム・・・スタンダードなモノクロです。


ビビッド・・・うーん、スタンダードに比べたら?


BIMO・・・ちょっと青みがかった写真です。


イエロー・・・クロスプロセスにあるような黄色です。


MORIYAMA・・・コントラストの高いモノクロです。なかなか名前負けしてませんよ。


クロスプロセス・・・緑ですね。


カラーノイズ・・・ちょっとザラっとしたアートフィルターです。


BIYORI・・・これは某有名雑誌からつけられた名前でしょう。ふんわり写真が撮れます。


本来はそれぞれにそれぞれ合った被写体があるのですが今回は同じものを撮ってみました。

画質はガサガサですがトイカメラらしいいい画角だしオススメなんです。なんでGizmonはなくなっちゃったのかなあ・・・?

今回すごく晴れてたところで撮ったので、裏の液晶モニタが全然見えなくて本当に何が写っているのかわからなかったのですが、なかなかいいものもありました。
愛すべきMORIYAMAモードです。


ぜひ手に入れてほしいカメラのひとつです。

2013年4月17日水曜日

編み物の話

写真の話はちょっとおやすみ。



先日自由が丘の雑貨屋さんでかわいらしい指輪を見かけて購入しました。




peikkoさんという作家さんのもので、この方かぎ針編みの本を出していると聞きまして、さっそく本も購入しました。 かぎ針編みの小さなアクセサリー

その本を持って地元の手芸屋さんに行ったのですが・・・。
本にはレース糸「#80」、レース針「14号」と書いてあるのですが、ないのです。しょうがないのでそのお店でいちばん細いレース糸「#40」と糸に合わせてレース針「8号」を購入しました。
「#80」「14号」・・・存在するのかしら?と悩みながら。

そして編んでみたらわかったのです。まちがっていると。


お、大きい・・・・・。

やっぱり糸が太いのです。そんなにちがうの?

調べてみると「#80」は縫い糸みたいに細い糸だとわかりました。「14号」はレース針でいちばん細いもので、小さな手芸屋さんでは売ってなかったようです。

でも「#40」でも細かすぎて見えなかったんですよね。「#80」なんて編める気がしないです(笑)

2013年4月16日火曜日

デジタルカメラでの多重露光

一般的なデジタルカメラでも多重露光のできるものがあります。
ワタシが便利に使っているのはFUJIFILM デジタルカメラ FinePix F800EXR ブラック 1600万画素 EXR-CMOS 広角24mm光学20倍 F FX-F800EXR B です。

これで前回のスプリッツァーを使った写真風のものを撮ってみます。


まあこれはこれなのですが、なんとなくぼやけたかんじ。
空の色と花の色が重なってぼんやりした印象になってしまうのです。

ここからがデジタルです。
付属の現像ソフトで調整します。
この現像ソフトはFUJIFILMのカメラでないと使えないようになっていますが、レタッチソフトとしても使えます。RAWだけではなくJPEGのデータもある程度調整できるので、RAWで撮るの忘れたけど後で調整したくなったという場合でも対応できます。

操作したところは
色温度をマイナス(空の青さを強調)
色偏差をマイナス
コントラストプラス
ガンマ弱め
黒レベル強め
彩度強め


こんなふうにビビッドで明るい写真になりました。

また、このカメラはカメラ自体がWi-Fiになっていますので、iPhoneに転送することができます。
カメラロールに保存されるので、アプリを使って加工することができます。

こんなふうに。


スプリッツァー風に撮った写真をさらに重ねました。
カメラ自体の多重露光は2枚までしか重ねられないのですが、こうすると4枚重なったことになります。

多重露光に興味が出てきたらお手持ちのカメラの機能をもう一度確認してみましょう。
あなたのカメラでもできるかもしれませんよ。



2013年4月15日月曜日

スプリッツァーを使った多重露光

LOMO LC-A+には専用のスプリッツァーがあります。
レンズの前にはめて露光しない部分をブロックする道具です。
ちょっと想像しにくい方もいるかもしれませんね。

こんな写真が撮れます。


まず上半分を露光しないようにスプリッツァーをかぶせて下半分を撮ります。
そして前回書いたようにMXレバーでもう一回シャッターが押せるようにします。
次は下半分を露光しないようにして、カメラを逆さにしてシャッターを押します。それがこの写真の上半分です。

これも詳しいやりかたはLomographyのサイトにありますが、こればかりはやってみないとわからない。
慣れと偶然です。これこそフィルム写真の醍醐味だと思います。


自然の日光はいつも同じではないので、シャッターを押すタイミングで日が陰ってしまっていたり。

スプリッツァーで作った多重露光のいいところは、重ならないところです。
多重露光ですが、フィルムは一回しか感光していないのです。なので濁らない色を得ることができるし、どうやって撮ったの?という驚きがあります。

今回も使用フィルムはlomo color slide X-pro 200
クロスプロセスにしています。



おまけ。
フィルムの多重露光ができるカメラは他にもLOMO DIANA F+などあります。
DIANAもスプリッツァーがあります。
レンズオプションも多いのでかなり遊べるカメラです。LC-A+に比べてトイ感覚があります。
中判カメラなのでちょっとコツがいるかもしれませんがおもしろいカメラです。

2013年4月14日日曜日

フィルムでの多重露光

フィルムでも多重露光をやっています。
これは本当に複数回シャッターを押す文字通り多重露光なので、重ねる回数が増えると最後は真っ白になってしまいます。ほどほどに。

使用したカメラはLOMO LC-A+です。
一般的なよくできたカメラはフィルムが自動送りだったり巻き上げないとシャッターが下りないようにできているのですが、このカメラはシャッターを押したあとMXレバーを操作することでもう一回シャッターが切れるようになっています。

これは偶然にできた多重露光なのですが・・・。


このときフィルムの装填に失敗していまして、巻き上げダイヤルをまわしてもフィルムが送られないという現象が起きていました。おかしいなとMXレバーなどぐちゃぐちゃいじりながらなんどかシャッターを切った結果がこれ。
これはこれかなあという写真です。

今度はちゃんとフィルムを入れて撮ったものがこちら。


ごちゃっとしたかんじですが 花でいっぱいというかんじにはなりました。

LomographyのサイトにはLOMOカメラで撮った多重露光のヒントがたくさん載っています。


こんなふうに、シルエットを利用したものとか。

使用フィルムはLOMO COLOR Slide X-PRO 200
クロスプロセスにしています。
上記の写真は青空に合わせて自然な色になるように補正してもらっています。
補正しないと黄色いのがこのフィルムの特性です。


こんなふうにドリーミーに仕上げることもできます。
これも多重露光です。
LC-A+は距離設定が変えられるので、わざと間違った距離設定をしたものと正しい距離設定のものを重ねています。三脚がなかったのでここまで合わせられたのは我ながら奇跡。

フィルムの現像・補正はポパイカメラさんにおねがいしました。


2013年4月13日土曜日

まだまだ続くiPhoneでの多重露光

「DXP」と「INStanPocket」と2つのアプリを紹介しましたが、両方のいいところをとったアプリがありました。
「Image Blender」というアプリです。
ググってみるとわかりやすく説明されたブログがヒットするんですけど、何がいいところかというと、
☆重ねたときの位置合わせができる
☆重ね方のバリエーションが豊富
☆重ねた後に一部が消せる
☆カメラロールから好きな写真が選択できる

たとえばこの写真。


睡蓮の花の写真の上に雪の写真を重ねて、睡蓮の真ん中部分だけが上に現れるように雪の写真を消しているのです。

このアプリを使い始めてから、2枚重ねた写真をさらに重ねた写真を作るようになりました。
重ねた写真をいったん保存して、もう一回アプリを使って重ねます。

こんなかんじ。


クリスマスツリーのようなイルミネーションを2枚重ねて(ピンボケとピントの合った写真を別にとっておいて重ねる)、全体に青いイルミネーションを重ねて、てっぺんの星のように見えるところは別のクリスマスツリーのてっぺんの星を重ねています。
それぞれに別の写真なので重ねるときに全て位置をずらして合わせています。

何が何やらというかんじですが、「こうだったらいいのに」と思っていたところが全部そろっている夢のアプリでした。

こうなると「合成写真」というかんじですが、デジタルな時点で多重露光は合成写真なのでそのへんは開き直って使うとたのしいです。


 

2013年4月11日木曜日

INStanPocketでの多重露光

今回のiPhoneアプリは「INStanPocket」です。
トイカメラアプリとしてメジャーなアプリです。このアプリは撮影するためのアプリです。カメラロールからの選択はできません。

このアプリでも多重露光ができます。
1枚目を撮影したあとキープして2枚目を撮影します。
2枚目を撮影するときに1枚目の写真が薄くガイドとして画面に出るので、きっちり重ねたいところに重ねることができます。

ここでおもしろいのが、ピンボケ写真とピントの合った写真を重ねることです。

最初にピンボケ写真を撮ります。このアプリにはフォーカスロックもありますので、まず思いっきり近くのものにフォーカスを合わせてロックします。その状態で少し離れたものを撮るとピンボケ写真ができます。この写真を保存して、2枚目の撮影。
2枚目の写真は1枚目の写真のガイドを見ながら合わせて普通に撮ります。
するとソフトフォーカスのようなふんわり写真が撮れます。
夜景が効果的です。


真四角写真とスタンダードが選べますが、アプリについているファインダー画面は真四角ですのでスタンダードで撮るときはちょっと迷います。
でも使い方も簡単なアプリなのでオススメです。フィルターもたくさんあるのでけっこう遊べますよ。

2013年4月10日水曜日

iPhoneでの多重露光にはまる

前回紹介した「DXP」は、別々に撮っておいた写真を後で重ねるアプリなので、いろいろな組み合わせが後からゆっくり選べます。
有料版では重ね方の種類も選べるので、よりイメージに近いものができあがります。

こんなものや。


こんなものや。


こんなもの。


最初の写真のイメージから想像できないイメージになるところがおもしろいです。

上記の写真は全て「DXP」で加工しました。
今は後で重ねることを考えて写真を撮るようになりました。主役の写真と脇役の写真を重ねます。主役と主役だとケンカをしますし、脇役だけでもごっちゃりした写真になります。

他にもいろいろな重ね方があるのでおためしください。

2013年4月9日火曜日

iPhoneでの多重露光

まだトイカメラも使っていますが、iPhoneを持つようになってまた写真の楽しみ方が変わりました。
ご存じのようにiPhoneのカメラをトイカメラとして使うアプリもありますし、またPhotoshopなどの本格的な写真加工もできるので、もうこれだけでいいじゃんという気もしないでもないです。

そんな中でワタシの写真を変えたアプリは「DXP」です。
多重露光アプリです。
カメラロールの中から好きな写真を選んで重ねます。
最初のこのアプリに出会ったとき、全くイメージがわかなかったのですが、やってみると新鮮な驚きがありました。


「花でみっちり埋まったかんじ」というのはワタシの目指すところなのですが、重ねることによってよりイメージに近づきました。


これは、はまる。とすぐ有料版を買いました。「DXP」には無料版と有料版があるのですが、絶対に有料版をオススメします。

ここからワタシは多重露光にずっぽりはまることになります。