2013年11月11日月曜日

CAMERAtan!!のSunBurstの効果

いつも愛用しているiPhoneアプリ「CAMERAtan!!」ですが、どうにも使えないフィルターがありました。
「SunBurst」です。
ただ、真っ赤になってしまうばかりでどうにもならなかったのです。


こんなふうに、赤いんです。
まあ、レッドスケールっぽくてこれが好きな人もいるでしょう。

ここまでが、「前置き」です。



今回は「露出オーバーでどうにもならなくなった写真をどうにかしよう」というテーマでした。

これが元画像です。FUJIFILM FINEPIX F800 EXRで撮ったものをiPhoneに転送したものです。



このうすぼんやりした写真をまずはっきりさせます。
この加工は「Photogene 2」でやりました。



ここまではなんとかなったのですが、もっとギッシリしたかんじにしたくて重ねます。
重ねるのは「Image Blender」を使いました。


またぼんやりしてしまいました。

ここで、困ったときの「CAMERAtan!!」で各種フィルターを試したのですがどうにもしっくりこない。
で、ここで「前置き」の話が出てくるのですが、たまたまいつもは敬遠していた「SunBurst」をタップすると・・・


あれ?!という写真が現れました。
色温度計は思いっきり右上に設定していました。そのため、極端に赤みのない設定になっていたのです。これが幸いしました。
こういう使い方をすれば「SunBurst」は使えるってわかりました。

赤くて使ってなかったっていう方、おためしください。けっこうビックリするかもしれませんよ。

2013年10月23日水曜日

Lomography Experimental Lens Kitで、撮影してみる

さて、Lomography Experimental Lens Kitを取り付けたOLYMPUS E-PL2を持って外に行きました。
あまり天気がよくないのですが・・・。

まず普通に使ってみましょう。

Tシャッターレバーを開くと、カメラの液晶にレンズが見た風景が現れます。Tシャッターレバーを開けるときはカチっという音がするまでレバーを操作してください。

絞りはf8固定なので、シャッターを変えてイメージの調節をします。


カメラの設定は「S」にします。

レンズシャッターのNが1/100なので、まあそんなところにカメラのシャッタースピードを合わせてカメラのシャッターで普通に撮ります。





こんなかんじ。普通によく写ります。

しかし、このカメラのおもしろいところはここではありません。
Tシャッターを閉じてください。
カメラ側のシャッタースピードは10秒くらいに設定してください。
レンズシャッターの設定はNにします。
そして、カメラ側のシャッターを押した後、10秒間でレンズシャッターを数回きります。
カメラ側の液晶には何も映らないのでよくわかりませんが、レンズシャッターをきるたびに少しカメラを動かします。
すると、ほら。




多重露光ができました。

あとは、これのアレンジです。
カメラ側のシャッタースピードをもっと遅くしておくと、ちょっと離れたところにあるものまで走っていけば撮れます。
レンズシャッターの設定をBにすると、レンズシャッターレバーを操作している間レンズシャッターが開いたままになりますので、動きがあるものだと流れます。なかなか幻想的な写真が撮れますよ。

おためしください!!

Lomography Experimental Lens Kitを入手しました

Lomographyファンならもうご存知のLomography Experimental Lens Kit を、プレゼントにいただきました。
マイクロ4/3機用のトイレンズなのですが、レンズシャッターがついているところがこのレンズのミソです。





左から、スタンダード(24mm)・ワイドアングル(12mm)・フィッシュアイです。


さっそくカメラに取り付けてみましょう。
使用カメラはOLYMPUS E-PL2です。





レンズのカメラ側に小さな白い点があります。




カメラのほうには赤い点がありますので、白い点と赤い点を合わせるとレンズがカメラにフィットします。そして、カチっという音がするまで回すと取り付け完了です。




こんなかんじ。




レンズの下側にTシャッターレバー。


上にはレンズシャッターレバーと、




レンズシャッターの設定レバーがあります。(Nは1/100、Bはバルブです)


もちろんオートフォーカスではないので、ピントリングで合わせます。
スタンダードは0.6m~∞
ワイドアングルは0.2m~∞
フィッシュアイは0.05m~∞
フィッシュアイだとかなりの接写も可能ってことですね。

ここまでできたら、さあ、外に飛び出しましょう。




 


 

2013年8月29日木曜日

レンズキャップホルダーを編んでみる

レンズキャップホルダーとは。
カメラ女子には必須アイテム、撮影時にレンズキャップをしまっておく小さな小袋です。

ワタシが持っているのは工房絲(アトリエ・スー)さんのものだったのですが、愛用しすぎてだんだんヘタってきてしまったのです。
あらたに購入しようかと思ってホームページをたずねると、レンズキャップホルダー単体での販売はしてくれないらしい・・・。

では、編んでみるか。
今回使ったのはたまたま家にあった余り糸、「Naif Mela」(ナイフメーラ)です。
4号かぎ針がちょうどいい糸です。一般的には「中細糸」になります。





こんなかんじ。
丸く編んだ2枚を細編みで編み閉じて作っています。
入口はスナップボタンで閉じます。裏にブローチピンをつけて、ストラップやバッグにつけることができます。

「Naif Mela」は段染め糸なので、糸の交換をしなくても編んでると色が変わっていきます。
かわいく縞模様ができるときとできないときがあります。注意。

ちょっとこれは他にも欲しいお友だちがいるに違いない、と新しく「Naif Mela」を買ってきました。





どばーん。
1玉で5個編めました。
だいたい52mmのレンズキャップが収まります。一般的なキットレンズのキャップは入ります。


ちなみに、参考書籍はいちばんわかりやすい かぎ針編みの基礎BOOKです。
簡単に説明すると、「輪の作り目6目から1段6目ずつ増やして10段編む」です。
糸の太さが変わったら段数を変えます。
一回コツをつかんでしまうとグルグル編むだけなので簡単です。
まず丸いのをたくさん作ってかわいくできたものを表にします。段染め糸は思った通りにはならないかわりに、ただ編むだけでかわいいのができるのでモノグサさんには最適です。

さて、まだ編みますよ。



2013年8月21日水曜日

CARBON ONE miniというトイデジカメをいただいた

やはり「トイカメラ好き~」と言い続けているとプレゼントなんかもカメラ関係になっていくのですよ。
今回はちょっと遅れたお誕生日プレゼントに「CARBON ONE mini」というトイデジカメをいただきました。
こんなかたちの。





ポラロイドみたいなかたちですが、小さいです。紙は出てきません。

付属のステッカーで自由にカスタムしましょう、ということなのですが、どうやらはがれやすいというウワサ。今のところこのまま使う予定です。

普通に撮ると四隅が黒くなる、いわゆる「ブラックコーナー」ができます。

このカメラのかわいいところは、ポラロイド風の白枠をつけた状態にできるところです。

・・・などと取説を読みながら電池を入れます。
電池ケースは開けるのにコツが要りますね。わずかなでっぱりに爪をかけてガチャっと開けないとなりません。
で、電源スイッチを入れると、なんと、うんともすんとも言わないのです。
おかしいな、と何度か電池を入れ替えて試したところ、初期不良ということがわかりました。
幸い販売店は聞いていたので電話をしてみると在庫がないということなのでメーカーに問い合わせていただいたところ、メーカーが夏休み。
なので1週間くらい待ちましたが、壊れていないものが届きました。
トイカメラには初期不良はよくあることなのですが、実際に見たのは初めてでしたね。

で、さっそく試し撮り~。
ファインダーはついているのですが、飾りだと思ったほうがいいかな?レンズを撮りたい方角に向けて、だいたいで。
ピントは1.2m以上離れていればどこにでもピントが合います。


5メガなので無駄にキレイです。そのため四隅がガッツリ「ケラレ」ってかんじです。う~ん?

では白枠をつけてみましょう。
白枠をつけるときはカメラをタテにして撮ります。まちがえないように。


こんなかんじ。わかりますかね?白枠がつきます。
こうなると四隅が自然にビネットというかんじでかわいいです。


トイデジカメはいつシャッターが切れたのかわかりにくいのですが、ちゃんと電車にタイミングも合ってます。なかなか。

画像データをパソコンに取り込むのは付属のUSBケーブルからパソコンにつないでファイルを開いて、という簡単操作のはずだったのですが、個体差なのかワタシのパソコンでは認識されず。しょうがないのでカードリーダーで画像データを取り込みました。

トイデジカメを使ったことがない人には驚かれると思いますが、実はけっこう高いです。覚悟してくださいね(笑)もっと高いトイデジカメも存在しますよ。

2013年8月16日金曜日

CAMERAtan!!のXProcessがものすごい優秀

まず、元画像です。FUJIFILM デジタルカメラ FinePix F800EXR 光学20倍 レッド F FX-F800EXR Rの多重露出機能で撮った青いポピーです。
あとでなんとかすればいいやと、とにかく撮ったのですが、あまり天気もよくなかったし、これが案外どうにもならない。





FUJIFILMのカメラ付属の「SILKYPIX」で補正したのが、次の写真。




いいんですけど、ニセモノっぽい。あまりはっきりしないし。

元画像はiPhoneに送れるので、今度はiPhoneで補正します。使ったアプリは「Photogene2」。
かなり細かな調整ができるのですが、限界がありました。




気を付けないともっとニセモノっぽくなります。そしてぼんやり感は変わらず。

いや、ニセモノならそれはそれで、もっと極端な加工にしてしまったほうがいいのかな、と元画像を「CAMERAtan!!」で開いてみました。XProcessです。Saturationと色温度を上げました。




これ!!すごいと思いました。かなりかっこいいです。
ちなみに元祖「CAMERAtan」のXDropではこうはなりませんでした。
いや、感動しました。

元画像からどう加工しても納得するものができなくて、もうこの青いポピーはお蔵入りかなあとあきらめていたのですよ。

そして蛇足ですが、さらに加工。




「Percolator」で水玉にして、もう一回「CAMERAtan!!」のXProcessの写真を「Image Blender」で重ねています。 しつこいですね(笑)

2013年7月25日木曜日

CAMERAtan!!、ためしてみました。

リリースされたばかりのiPhoneアプリ「CAMERAtan!!」(かめらたんツー)、ためしてみました。

「CAMERAtan」でおなじみのフィルター機能に、個別の画像調整機能がついて、よりオリジナルな加工がたのしめるようになっています。

元画像はこの蓮の花。


簡単にフィルターで加工します。Ice Burstを使ってみます。


少し青っぽくなります。ここまではCAMERAtanでもできました。

ここからです。
全体の雰囲気を「Highkey」や「Dark」などから選びます。
あとは彩度を調節する「Saturation」、明るさを調節する「Exposure」のボタンでビミョウな画質を調整します。
おもしろいのが「色温度計」。画面の真ん中に出てくる温度計ですが、これを上下左右に動かすといわゆるホワイトバランスを調整することができます。色温度とは「K(ケルビン)」という単位で光の色を表します。簡単に言うと、色温度が高いとは青っぽいことで、色温度が低いとは赤っぽいことです。

今回はさきほどの写真から全体の雰囲気を「Lowkey」にして、色温度を少し上げて、彩度を少し上げました。


ドラマチックになりますね。

フィルターではCAMERAtanにはなかった「Sakura」「GreenTea」などが加わりました。
同じ作者の食べ物を撮るためだけに開発されたアプリ「Takidori」のフィルターも入ってる、うれしい仕様です。

画像調整アプリを使ったことがない人にぜひオススメしたいです。